AIは、見えない価値を現実にするための道具

最近、AIとITの勉強を本格的に始めました。

「AIで簡単にできるのに、今さらプログラミングやコーディング?」
そう思う人もいるかもしれません。

でも、私がAIやITを学ぶ理由は、単に便利なシステムを作りたいからではありません。

 

私が本当にやりたいことは、

まだ形になっていない価値に、意味と入口を与えること。

そんな仕組みを作ることです。

 

作品、音楽、物語、人の才能、土地や場所。

それらは確かに存在しています。

けれど、誰かに届く仕組みがなければ、社会の中では「存在していない」のと同じです。

 

だから私は、

名前をつける。

物語を与える。

ビジュアルを作る。

システムに乗せる。

そして、人が参加できる入口を作る。

その瞬間まで見えなかった価値は、初めて「現実」として動き始めます。

 

コーディングの技術を学んでいると、脳の処理が追い付かなくて、たまに目を開けた瞬間に数字の羅列や、意識が朦朧としている時にバーコードが見えることがあります。知人にこのことを話すと「マトリックスの世界だね」と。そして、そのマトリックスの元になった、フランスの哲学者ジャン・ボードリヤールの思想を調べてみると……

彼は1981年、『シミュラークルとシミュレーション』という本の中で、とても興味深いことを書いています。

 

現代社会では、

現実そのものよりも、情報や記号、イメージの方が現実を作っている。

 

例えば、SNS。

プロフィールは、その人自身ではありません。

写真。

肩書き。

フォロワー数。

投稿。

世界観。

 

それらは、その人の一部を編集した情報です。

しかし現代では、その編集された情報の方が、本人より先に私たちへ届きます。

私たちは誰かに会う前から、その人のイメージを持っています。

 

ブランドも同じです。

バッグや服を買っているようで、人はそこに込められた物語や価値観を買っています。

 

ニュースも、出来事そのものではなく、誰かが編集した出来事を見ています。

 

AI画像になると、その境界はさらに曖昧になります。

そこに実在する人物も、場所も、時間もありません。

それでも人は感動し、美しいと感じ、未来を想像します。

本物ではないものが、本物の感情を動かす。

そんな時代に私たちは生きています。

 

これは少し怖いことでもあります。

私たちは、簡単に「作られた現実」に影響されてしまうからです。

 

でも私は、それを悲観していなくて、むしろ、大きな可能性だと考えています。

 

もし情報が現実を動かすのであれば、

まだ誰にも見つけられていない価値を、世界へ届けることもできるはずです。

AIやITは、そのための道具になります。

私にとってテクノロジーは、人を置き換えるものではありません。

人の可能性を見える形にするための技術です。

 

ただ、一つだけ大切にしたいことがあります。

 

どれだけAIが進化しても、

どれだけITが発展しても、

現実そのものを生きるのは人間です。

 

だから私は、システムの土台には古代インドの智慧や哲学を置きたいと思っています。

 

自然には法則があります。

季節には流れがあります。

人には、生まれ持った性質があります。

宇宙には、大きなリズムがあります。

何千年もの時間をかけて観察されてきたこれらの智慧は、人間という存在の「設計図(ブループリント)」とも言えるものです。

 

AIは未来の技術です。

インド哲学は何千年も受け継がれてきた智慧です。

 

一見すると正反対に見えるこの二つですが、私にはそうは思えません。

未来の技術が、自然の法則と調和したとき。

人を効率化するシステムではなく、人が本来持っている可能性を育てるシステムが生まれる。

私は、そんな未来を設計していきたいと思っています。

ちなみに、コーディングとインド占星術は似た部分があります。どちらも、ルールを組み合わせていく言語なんですよね。部分的にみるのではなく、全体構造を把握する部分(余談ですが、これはハープを弾く際に一番最初にペダル記号を譜面に書くことから始まるのも一緒)も似ています。さらには、人生のバグ(カルマ)修正の仕方もコーディングとそっくりそのままなのですよ。

私の脳みそがマトリックスの世界を現実に投影してしまったのも、これを聞くとご理解いただけたと思います(笑)

 

というわけで、1年以内に、こちらのホームページも大幅に変わります。

そのために今勉強しているので。

 

どうか、温かい目で見守って頂けると嬉しいです。

それから、これからどんどん進化していくメニューも、楽しみにしていてほしいなと思います。