今まで大きな病気はしたことがないのですが、時々、22歳の頃に発症したメニエール病に悩まされることがあります。
私の場合メニエール病との付き合いが長いので、半分体質のような感じで捉えていて、対処法もなんとなく分かっています。メニエール病は、原因と治療法もまだはっきりと分かっていない部分があり、完治は難しいため、上手に付き合っていくしか方法はないのですよね。私にはメニエール病の飲み薬が効かないので尚更です。
そこで、メニエール病への対処のために、最新情報を調べてみました。
メニエール病って?
メニエール病は、内耳の異常に起因する慢性の耳疾患であり、主に回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳の詰まり感を特徴とします。主に以下のような症状を伴います:
回転性めまい:突然の強いめまい発作が数分から数時間続きます。この発作中は、立つことや歩くことが難しくなることがあります。
難聴:主に低音域の難聴が発生し、発作が繰り返されるごとに進行することがあります。
耳鳴り:耳の中で音がする(耳鳴り)が持続的に現れます。
耳の詰まり感:耳の中が詰まった感じがすることがあります。
メニエール病の原因
メニエール病の具体的な原因はまだ完全には解明されていませんが、内耳のリンパ液の異常(過剰生産や排出不良)が関与していると考えられています。また、ストレスや遺伝、アレルギー、自己免疫疾患などが影響する可能性もあります。
メニエール病の治療法
メニエール病の治療は、主に症状を管理することに焦点を当てています。以下の方法が一般的です:
薬物療法:めまいを抑える薬や、内耳のリンパ液の量を調整する薬が使用されます。例として、ベタヒスチンや利尿薬が挙げられます。
食事療法:塩分を制限することで、内耳のリンパ液のバランスを改善することが試みられます。
生活習慣の改善:ストレス管理、規則正しい生活、適度な運動が推奨されます。
リハビリテーション:バランス訓練や理学療法が行われることもあります。
外科的治療:重症の場合、内耳手術や神経切断術が検討されることがあります。
なんだか難しい病気だなって思われたかもしれませんね。
発作が出ている時以外は全く問題がありません。ただ、発作が出るとちょっと大変です。なので、発作を出さないようにする努力が必要になります。
それも、人によって様々なのですが、私の場合は睡眠がダイレクトに影響するので、昼夜構わず睡眠がとれるときは取り、眠れなくても横になってゆっくり体を休めるようにしています。
さらに、今日は、食事についても見直してみたいと思います。
食生活の重要性
メニエール病の予防において、食生活は重要な役割を果たします。特に以下の点に注意します。
塩分の摂取を制限
塩分は体内の水分バランスに影響を与え、内耳のリンパ液の量を増加させる可能性があります。これにより、メニエール病の症状が悪化することがあります。できるだけ加工食品や外食を避け、家庭で調理する際には塩分を控えることが望ましいです。
カフェインとアルコールの摂取を控える
カフェインやアルコールは体内の水分バランスや血流に影響を与え、めまいや耳鳴りを悪化させることがあります。したがって、これらの摂取を減らすことが推奨されます。
適度な水分補給
適度な水分補給は、体内の水分バランスを保つのに役立ちます。一度に大量の水分を摂取するのではなく、一日を通して少量ずつ飲むように心がけます。
バランスの取れた食事
ビタミンやミネラルを豊富に含む食品、特に新鮮な果物や野菜、全粒穀物、健康的な脂肪を取り入れることが、全体的な健康維持に寄与します。
ストレス管理
ストレスがメニエール病の症状を悪化させることがあるため、リラックスできる時間を確保し、ゆっくりと食事を楽しむことも大切です。
メニエール病に役立つ野菜3選!
ほうれん草:ビタミンやミネラルが豊富で、特に鉄分とマグネシウムが多く含まれています。これらは全身の健康をサポートし、内耳の機能を維持するのに役立ちます。
ブロッコリー:ビタミンCや抗酸化物質が豊富で、免疫力を高めるのに効果的です。また、繊維質も多く含まれており、全体的な健康を支える役割を果たします。
トマト:リコピンやビタミンCが豊富で、抗酸化作用が強いです。体の炎症を抑える働きがあり、全身の健康をサポートします。
これらの野菜を食事に取り入れることで、メニエール病の症状の管理に役立つ可能性があります。新鮮で栄養豊富な野菜を取り入れて、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
メニエール病は日常生活に大きな影響を及ぼす耳の疾患ですが、適切な治療と生活習慣の改善により、症状を管理し生活の質を向上させることが可能です。
特に食生活の改善は重要であり、塩分の制限、カフェインとアルコールの摂取抑制、適度な水分補給、バランスの取れた食事が求められます。
ほうれん草、ブロッコリー、トマトなどの栄養豊富な野菜を積極的に摂取し、全身の健康を維持することで、メニエール病の症状を軽減することが期待できます。
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