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ブルーベリーは目だけじゃない

ハーブガーデンに3種類のブルーベリーを植えているのですが、去年に続いて今年も一番大きな実を付けるタイプのブルーベリーが最初に実りました。

毎朝、豆乳ヨーグルトに入れて美味しく頂いています。



そんなブルーベリーですが、目に良いのはほとんどの方がご存じかと思います。

ブルーベリーに含まれる、アントシアニンという抗酸化物質が、目の網膜に存在するロドプシンという視覚色素の再生を助け、視力の改善や目の疲れを軽減します。

特に、夜間視力の向上に寄与するとされています。

 

ブルーベリー

実は、目だけではなく、私たちの体のとても大切な機能にも影響を与えています。

 

それが「血液」です。



血液については、何度も話題に挙げてきましたが

血液の量、質、というのは、私たちの健康を左右する重要項目です。

 

血流が悪ければ、むくみや疲労だけでなく、毒素が体に溜まりやすくなります。血液がドロドロだったら血管が詰まって切れてしまいます。

心臓が止まると私たちは死んでしまいます。

 

おうちでも手軽に育てることが出来て、毎年この時期に収穫。季節を感じながら健康ケアできるって良くないですか?

ブルーベリーはあまり手間も要らず、たくさん実も付いてくれるので初心者にはおすすめの木です。

何か育ててみたいなぁ~と思われていた方は、是非チャレンジしてみてくださいね。




以下に、ブルーベリーが私たちの心臓・循環器に対して与える影響を書いておきますね。

 

高血圧に◎

ブルーベリーに含まれるポリフェノールは、一酸化窒素(NO)の生成を助けます。NOは血管を拡張し、血流を改善し、血圧を下げる作用があります。高血圧は動脈硬化や心臓病のリスクを高めるため、ブルーベリーの摂取が血圧を正常範囲に保つことで、血管と血液の健康を促進します。

 

コレステロールの管理に◎

ブルーベリーの食物繊維は、腸内でのコレステロールの吸収を抑え、体外へ排出するのを助けます。これにより、血液中のコレステロールレベルが低下し、動脈硬化のリスクが減少します。また、ブルーベリーに含まれるポリフェノールは、LDLコレステロールの酸化を防ぎ、HDLコレステロールを増加させる効果があります。これにより、血液中のコレステロールバランスが改善され、血管の健康が保たれます。

 

血糖値の調整に◎

ブルーベリーの食物繊維は、食後の急激な血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値が安定することで、インスリン感受性が向上し、血液の健康が維持されます。高血糖状態は血管にダメージを与え、心血管疾患のリスクを高めるため、ブルーベリーの摂取は血糖管理に役立ちます。

 

血小板機能の改善

ブルーベリーに含まれるポリフェノールは、血小板の機能にも影響を与えます。血小板は血液の凝固に重要な役割を果たしますが、過度に活性化されると血栓形成のリスクが高まります。ブルーベリーの成分は、血小板の過度な活性化を抑え、血栓の形成を防ぐ効果があります。これにより、血液の流れがスムーズに保たれ、心血管疾患のリスクが低減します。

 

抗炎症作用

ブルーベリーは抗炎症作用を持つことで知られています。慢性炎症は血管や血液にダメージを与え、動脈硬化やその他の血管関連疾患を引き起こす可能性があります。ブルーベリーの抗炎症成分は、血液中の炎症マーカーを減少させ、血管の健康を保ちます。

 

鉄の吸収促進

ビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を促進する効果があります。ブルーベリーに含まれるビタミンCは、非ヘム鉄(植物性鉄)の吸収を助け、貧血予防に寄与します。鉄は赤血球の生成に必要な成分であり、血液の健康維持に欠かせません。



私は、自分で育てた食材を採れたてで頂くことに豊かさを感じるのでガーデニングをしていますが、ブルーベリーは冷凍でも売られているので、年中手に入れることが出来る食材でもあります。ジャムとしても売られていますね。

 

ヨーグルトの他にも、サラダに入れたり、料理の隠し味、ドレッシング、などなど、幅広くアレンジできるので、色々と食べ方を工夫することで、楽しさも広がりますよ。