熱中症や夏のだるさを食事で予防できるとしたら、あなたはそれを取り入れたいと思いますか?
スーパーでも簡単に手に入る「ほうれん草」
調理に時間がかからず、冷凍してもその栄養素がほぼ変わらないので扱いやすい食材です。
特に、夏におすすめの食材なのですが、その理由として、ほうれん草は水分補給の面で優れています。ほうれん草は90%以上が水分で、喉の渇きを癒してくれます。また、夏場の激しい発汗で失われがちなビタミンとミネラルを効果的に補給できます。鉄分やビタミンA、C、Eなどが豊富に含まれており、免疫力の維持にも一役買います。さらに、ほうれん草には強力な抗酸化作用があり、夏の強い日差しから身体を守ってくれます。ビタミンCとEが紫外線によるダメージを和らげ、活性酵素を中和します。暑さで疲れがちな夏こそ、この緑の恵みの力を借りて体力を維持したいものです。
1. ほうれん草の栄養価
ほうれん草は、非常に栄養価が高い野菜で、以下の栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンA:皮膚や粘膜の健康を保つために必要。
ビタミンC:免疫機能を強化し、コラーゲンの生成を促進。
鉄分:血液中の酸素を運ぶヘモグロビンの生成に必要。
葉酸:細胞の生成と再生を助け、妊娠中の女性に特に重要。
マグネシウム:筋肉と神経の正常な機能をサポート。
食物繊維:消化を促進し、腸内環境を整え
2. 健康面での3つの影響
- 免疫力向上:ビタミンCが豊富なため、風邪や感染症の予防に効果的です。
- 貧血予防:鉄分が豊富で、特に女性や成長期の子供に有益です。
- 心血管の健康:カリウムが血圧を調整し、心血管系の健康を保ちます。
3. 美容面での3つの影響
- 美肌効果:ビタミンCやビタミンAがコラーゲンの生成を促進し、肌の弾力を保ちます。
- アンチエイジング:抗酸化物質がフリーラジカルのダメージを軽減し、老化を遅らせます。
- 髪の健康:ビタミンB群と鉄分が豊富で、髪の成長を促し、健康的な髪を維持します。
4.ほうれん草をスーパーで選ぶ際は以下の3点を気を付けましょう。
- 葉の色:濃い緑色で、しおれていないものを選びましょう。
- 茎の状態:太くてしっかりしているものが良いです。茎が乾燥しているものは避けます。
- 葉の質感:葉がみずみずしく、しっかりしているものが新鮮です。
5.他の食材との組み合わせ
ほうれん草は健康的で栄養価の高い食材ですが、他の野菜と組み合わせることでさらにパワーアップします。
簡単なレシピ例も出しているので参考にしてみてください。
【ほうれん草×トマト】
・ほうれん草とトマトのスープ
ニンニク、玉ねぎ、トマト、ほうれん草、豆乳をブレンダーで混ぜて温めた、クリーミーなポタージュスープ。
【ほうれん草×ニンジン】
・ほうれん草入り野菜カレー
ほうれん草、じゃがいも、豆乳をブレンダーで混ぜて、じゃがいも、ひよこ豆、スパイス(ターメリック、クミン、シナモン、ジンジャー、カルダモン、ロングペッパー等)を加えて温めると簡単に出来上がります。辛みが欲しい場合は唐辛子を、塩分もお好みで調整してください。
【ほうれん草×ピーマン】
・ほうれん草とピーマンのパスタ。
ほうれん草、ピーマン、にんにく、唐辛子でパスタをシンプルに味付したペペロンチーノ。
私も先日ほうれん草カレーを作ったのですが、その時はにんじんはパコラというインド料理の揚げ物で使いました。全ての食材を1つの料理に混ぜるのもありですが、基本的に3品は食卓に並べるように心がけています。時間も手間もかかりますが、楽しく生きていくためにも、健康への感謝の念は常に忘れないでおきたいと思っています。
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