2020年のゴールデンウィークと今年のゴールデンウィークを比べると、どう違いますか?
2020年は、まるで厳しい真冬のような状態で、誰も外に出ていませんでした。コロナがおさまり、人々はまた昔のように旅行を楽しんでいます。円安の影響もあり、福岡もたくさんの外国人で溢れていて、街中には英語、中国語、韓国語などの標識がたくさん並んでいます。
一体私たちは、この4年間で何を学んだのでしょうか?
もし、同じようなパンデミックがまたやってきたら、以前よりも、よい対処が出来るのでしょうか?
今年の春は、花粉症以外のアレルギーで悩んでいる方々も多いですが、今の健康状態が、コロナの影響を受けているとしたら、どうでしょうか?
私は、経済やシステム関連については、あまり詳しくないので割愛しますが、健康面では少しシェア出来る内容があると思いますので、今日は、免疫と食事に重点をおいて、考えてみたいと思います。
免疫が落ちると、以下のような問題が発生します。ここ数年の貴方の体はどうですか?
ご自身の体の声に耳を傾けながら次の1~6の項目を読み進めてみてください。
- 感染症への感受性の増加: 免疫が低下すると、ウイルス、細菌、真菌などの病原体に対する抵抗力が弱まります。そのため、風邪やインフルエンザ、細菌感染症などにかかりやすくなります。
- 再発や慢性感染症の悪化: 免疫が弱まると、かつて経験した感染症が再発しやすくなります。また、慢性感染症やウイルス性疾患なども悪化する可能性があります。
- 自己免疫疾患の発症: 免疫が正常に機能しないと、自己免疫疾患が発症するリスクが高まります。自己免疫疾患では、免疫システムが誤って正常な組織や細胞を攻撃するため、関節炎、全身性エリテマトーデス、クローン病などの症状が現れることがあります。
- アレルギー反応の増加: 免疫が低下すると、アレルギー反応が増加する可能性があります。身体が外部の刺激やアレルゲンに対する過剰な反応を示し、アレルギー性鼻炎、喘息、皮膚炎などの症状が悪化することがあります。
- がんのリスクの増加: 免疫システムはがん細胞を排除する役割も担っています。免疫が弱まると、がん細胞の成長や転移が阻害されず、がんのリスクが増加する可能性があります。
- 疲労や倦怠感の増加: 免疫が低下すると、身体が病原体や異物と戦うためのエネルギーを消費しやすくなります。そのため、疲労感や倦怠感が増加し、日常生活に影響を及ぼすことがあります。
もし、1つでも当てはまるという方は、これから少しずつ改善する生活習慣を作っていく必要があります。
今日からできる、簡単な方法をひとつお伝えします。
食事は、誰もが毎日行う習慣ですが、この食事を見直すことが、一番早く生活習慣を変えて維持することが出来る項目になります。
何をあたりまえのことを言っているんだ!? と思われるかもしれませんが、そのあたりまえのことを、果たしてどれくらいの人たちが実践できているのでしょうか?
食事の全てを変えようとすると続かない可能性があります。ですので、1つずつステップを踏んで取り入れることが大切になります。私もダイエットで13キロ減成功したときには、いきなりたくさんのことをするのではなく、出来ることを1つずつハードルを下げた状態で行い、続くようになってから次のステップに取り組みました。
身近な食材「にんじん」
にんじんは、β-カロテン以外にも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。特に、β-カロテンはにんじんが持つ特徴的なオレンジ色の色素であり、抗酸化作用や免疫力向上の効果があることが知られています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されることで免疫力を向上させます。免疫力は、感染症や炎症などの身体への侵害から身を守るために重要な役割を果たします。免疫システムは、細胞や組織が協力して病原体に対抗し、身体を健康に保つための重要な仕組みです。β-カロテンがこの免疫システムをサポートし、感染症への抵抗力を高めることができるのです。
にんじんは免疫システムをサポートしくくれる食材ですが、どのように調理すると一番効果的なのでしょうか。
にんじんは生食でも調理しても栄養価を保持しますが、加熱調理をすることでβ-カロテンがより身体に吸収されやすくなります。特に、脂溶性の栄養素であるβ-カロテンは、油と一緒に摂取することで吸収が促進されます。にんじんに火を通して食べたり、生で食べたい場合は、サラダにオリーブオイルをかけたりすることで、効果的にβ-カロテンを摂取することができます。
今日、にんじんを調理することは決して難しくありません。コンビニや外食で好きなものばかり食べていた方は、今日はにんじんを買ってきて調理してみてはいかがでしょうか。近所の八百屋では3本98円で売られていました。値段もお手頃ですし、生野菜を扱っているコンビニにも売っているので、第一ステップとしては誰でもできることだと思います。さらに、免疫を上げる食材例としては、ほうれん草、ブロッコリー、にんにく、赤ピーマンなどが挙げられますので、明日以降の食事例に活用してみてください。少しずつ食事を変えていくことで、体も強く変化していきます。
【キャロットとデーツのケーキレシピ】
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【絶品デーツ】